ご訪問いただきありがとうございます。
オンライン着付け教室開催「アトリエゆくり」です。
私なりの着付け教室のオンライン化する理由を書きましたが
オンラインだからこそのデメリットも一方であります。
対面で行うレッスンだと細かい部分を直接その場で
お互いに認識し合うことができたり、
例えば背中で行う手順の手の持っていき方を
直接お伝えできたりすることができます。
オンラインだと画面越しに見ながら「ここが上手くいかなくて…」
という「ここ」が「どこどこ?」というところからスタートに
なってしまうこともあるわけで…。
もどかしいなぁと感じる点だと思います。
こちらが伝えたい内容でちゃんと伝えられて認識してもらえているか、
というのももしかしたらお互いに把握違いをしている可能性だってあります。
でも対面が一番、というのももしかしたら違うのかも??と
今まで自分自身が教室に通っていたことやレッスンする側に
なってからのことを振り返ってふと思ったりもしています。
レッスンに行っているその間は手順を聞きながら練習するけれど
家に帰ってから自主的に練習する人、そうでない人と分かれます。
練習をしなくても実際に着物を着る機会をどんどん作っていけるならば
もう十分ですが、結局次回のレッスンまで着物に触れない、
という人もいます。
私は完全に習っている側の時にはこちらのタイプでした…。
レッスン中は聞き漏らさないぞくらいの意識で聞きながら
練習してメモもしたり、ということもしていましたが
家で練習したことは皆無…。
着物で出かけようという時には着ていましたがそれも教室を
卒業してからでした。
通っていた頃はアルバイトの掛け持ちで休みもなくそんな時間さえ
ありませんでした。
おうちでも練習を重ねてきて下さる生徒さんもいます。
一方で私と同じように家で練習しない人もいます。
仮にいざ練習しようとしても「あれ?ここどうするんだっけ?」で
止まってしまって結局進めずに終わったり。
手順にオリジナルなことが追加されて、それはそれで
着やすいものになっている手順になっているならいいのですが
やりにくそうな方法になってしまったまま癖づいてしまっていたり、
という方もいました。
そうなると対面で全てが解決できる、ということでもない??
という気持ちが沸いてくるようになりました。
そういう問題点を解消するために細かい動画テキストを作りました。
便利な世の中になり、分からない点を冊子の教科書を見直す
スタイルだった頃とは違い、持ち歩く携帯やタブレットで動画で
見ることができます。
「わざわざ」という点を少しでも軽減して、復習タイムを気軽に
取って、いざお休みの時や自分の都合のいい時間に始めてもらうことで
「いつでもできる」身近さでレッスンしてもらえたらと思います。
そこにプラスでオンラインを使ってのアドバイスや
LINEサポートを使いながら一通り着ることができれば
着物なんて後は、どう着ていくかは自分次第です。
今後、対面という場ももちろん作りたいと思いますが
それはレッスンの質という意味で設ける形というよりは
実際に会うことでレッスン自体に何だか楽しみがある、
とか着物が好きな人達と集まれる、ということを目的に
したいな、とも思っています。
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